更新日:2021年11月25日
公開日:2020年8月26日

世界の80言語に対応するネットワークと、20年以上にわたる翻訳ノウハウや技術を蓄積し、多言語翻訳の分野で数々の実績をもつアイ・ディー・エー。日本語から英語へ、英語から多言語への翻訳をベースにして、あらゆるサービスを展開していますが、実は当社には翻訳業務以外にも得意な分野があります。さて、その得意分野とは?

カタログ制作・WEBサイトの構築から
多言語翻訳までワンストップ!

これまで翻訳業務は翻訳会社に、カタログ制作やWEBサイトの構築はそれぞれの制作会社に依頼していたという企業様も多いのではないでしょうか?たとえば、制作会社に作業一式を依頼した場合でも、制作と翻訳業務を一社で完結できるところはそれほど多くありません。その場合、見えない部分で作業が重複し、煩雑な業務が発生していた可能性もあります。

アイ・ディー・エーでは、カタログ制作やWEBサイトの構築、印刷などの制作物の企画からデザイン、WEBサイトのメンテナンスといった業務においても専任のスタッフが対応に当たり、大きな力を発揮しています。翻訳サービスと制作をトータルにプロデュースすることで、無駄を省いた効率的な管理を行うことが可能になるのですが、それには翻訳情報のデータベース化が大きなカギを握っています。

「資産」である翻訳データを活用・運用しよう

お客様からのお問い合わせは、B to B(Business to Business)が多く、いわゆる企業間取引を行うメーカー様からのアプローチです。これまで日本国内で販売していた製品の海外輸出や、事業サービスなどの海外展開をスタートさせる際に、一連の翻訳業務を依頼したい、といったご相談をいただくことが多々あります。

カタログの内容やコーポレートに掲載する情報には共通する部分も出てきますので、一度翻訳したデータをデータベースとして保存し活用していくことで、コスト削減にもつながります。さらには、煩雑な用字用語の統一が容易になり、翻訳者によって表現が違うといったミスの発生を防ぐことができます。

翻訳は一度行えば終わりではなく、製品の仕様が変われば情報のアップデートも必要になり、コーポレートサイトなどのメンテナンスも欠かせません。カタログ制作やサイトの構築、翻訳業務を一元管理できることは私たちの大きな強みであり、お客様からも高評価をいただいています。

多言語化するページは精査すべき

日本語のカタログ制作やコーポレートサイト、翻訳業務に至るまでの一連の制作フローを受注する場合も多いのですが、中には「既存のコーポレートサイトを翻訳してほしい」というご依頼を受けることも少なくありません。さらに「サイト全体をそのまま翻訳してください」というご依頼もあり、その場合は内容の精査をおすすめしています。

翻訳費用は言語数に比例する

翻訳言語が英語、中国語、韓国語など多言語での展開を視野に入れておられるのであれば、言語数に比例して翻訳料金も加算されますので、必然的にコストが増加してしまいます。膨大な情報量の中から、その時に必要なプロジェクトページや製品ページなど、翻訳が必要なものはごく一部であることも多いため、事前の打ち合わせをしっかり行うことで、情報の選択をしていきます。

また、日本語から多言語への翻訳だけでなく、外国語から日本語への翻訳を受注することもあります。たとえば、外資系企業が日本を新たなマーケットとして事業展開する場合、外国語のカタログやコーポレートサイトを日本語に翻訳し、サイトを構築したりカタログを作成することも可能です。

海外向けWEBページはシンプルなワンメッセージを意識

日本向けのコーポレートサイトを見ていると、トップページにさまざまな情報が盛り込まれていて、訪れる人の興味を惹き付ける工夫が凝らされていますね。

ところが、海外向けサイトを作る場合には、日本的な親切心満載のデザインでは訴求力に欠け、伝えたいことが伝わらない、といったことが起こり得るのです。たとえば英語版のページにアクセスする人は、ヨーロッパや北米、アジアなど国や地域もさまざまです。英語という共通の言語であっても、日常的に使用している単語や共通認識もそれぞれに違っています。日本語のページを外国語に翻訳しただけでは伝わりにくく、そこにはビジュアルや文章表現を含めた海外向け戦略が重要になります。

いわゆる「世界標準の英語」を使用することはもちろんですが、それ以前にデザインや言葉に込めるのは、シンプルなワンメッセージであること大切です。あれもこれもと情報過多にならないように、ほんとうに伝えたいことを端的に伝える技術が必要になります。

アイ・ディー・エーでは、これまで海外向けサイトの制作にも数多く携わり、あらゆるノウハウを蓄積していることが大きな強みになっています。これから海外進出を考えている企業様に、翻訳とコーポレートサイトを連動させながら、最適なご提案をさせていただきますので、ぜひ一度ご相談ください!

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