2012年11月11日

今回もGoogleのWebマスター向けブログの記事から。

「多言語ウェブサイトの作成について」という記事に、こんな記述がありました。

ブラウザの言語設定による自動的なリダイレクトを行わないようにしてください。

これはお客様からの要望としてもよく出てくる「英語圏の人には日本語トップページではなく、英語トップページを自動的に表示したい」という部分に関連するポイントです。ブラウザの言語設定によって適切な言語のページに転送する設定。なぜこれが非推奨なのか?

Googleによると、例えば「日本語ブラウザ以外は英語サイトへ」というルールでリダイレクトしてしまうと、クローラも英語サイトにリダイレクトされてしまい、日本語サイトがクロールされない場合があるためだそうです。「Googlebot がサイトのすべての言語バージョンをクロールできる」ようにするのが望ましいと。

ならば、「英語サイトから日本語サイトに戻れるよう、Cookieか何かでリダイレクトを制御すればいいのでは?」とも思いますが、今度は「リダイレクトコードはどうするか」という問題があります。

よく使うリダイレクトコードと検索エンジンの挙動の関係は下記のように言われていますが、さて、トップページ言語のリダイレクトにはどちらが適しているでしょうか?

301リダイレクト

恒久的な移動。サイトの移動やURLの変更。元のURLは検索インデックスから消え、リダイレクト先URLに引き継がれる。

302リダイレクト

一時的な移動。サイトメンテナンス時などに使う。リダイレクト先URLはインデックスされない(一時的なので)。

どちらも困るのでより具体的な情報を探していると、GoogleのDevelopersページに下記の記述を見つけました。User-Agent によるモバイルデバイスの振り分けに関して、条件を満たせばリダイレクトについては 301 でも 302 でも問題ないようです。

言語の切り替えについても同じことが言えるという確証はありませんが、過去の事例を見てもリンクをたどってクロールできるよう配慮していれば、リダイレクトをかけているページがインデックスされないということはないようです。

WEBチーム:堤