中国WEBサーバーが重くてファイルがアップできないときには
2012.11.06
2019.07.12
中国向けのWEBサイトを運営していると、中国本土にWEBサーバを置いていることも多いと思います。金盾と呼ばれる中国のファイアウォールによる通信遅延や通信障害を回避するために中国側にWEBサーバを置くことで中国のユーザからは快適に閲覧できるのですが、このサイトを日本から管理するサイト運営者側が影響を受けることがよくあります。
すぐにWEBサイトを更新する必要があるのに、サーバが重くて画像がなかなかアップロードできない・・・そんなときの回避方法です。
中国側サーバにSSHなどでログインできる場合のみ使える手です。簡単に言うと、日本のサーバにアップロードした画像を、中国側からダウンロードする、ということになります。
- 日本のサーバに画像をアップロードしておく
- SSHなどで中国のサーバにログインし
- wget や ftp コマンドで日本のサーバの画像をダウンロードする
日本から中国へのアップロードが遅い場合でも、中国から日本のファイルは問題なくダウンロードできる場合が多いという状況を利用しています。
中国にWEBサーバを置くそもそもの理由と矛盾するようですが、実際のサイト運営には役に立つので覚えておくとよいかもしれません。
WEBチーム:堤
最新の記事
-
IR資料の翻訳は翻訳会社に依頼する? 機械翻訳を活用する? 東証のハンドブックから英文開示のポイントを解説
-
東証の「英文開示ハンドブック」に見る、IR資料翻訳を進める3つのステップ
-
機械翻訳とプロ翻訳を融合した翻訳手法「ポストエディット」の活用方法を解説
-
HTMLマニュアルのメリットとは
-
idaで実装したウェブアクセシビリティ対応例3つ
よく読まれている記事
【実践ガイド】海外向け多言語サイトの作り方と制作費用を7つのトピックで解説
台湾と香港の言葉はどのくらい違うの?
Google公式情報に見る海外向けサイトのSEO、多言語サイトのSEOポイント
HTML直接翻訳で多言語サイト制作の手間と費用を大きく削減
海外向け多言語ウェブサイトのCMSを選ぶ7+1のポイント