10 多言語サイトデザインのグローバルとローカルのアプローチの違い
各国サイトのデザインについて、統一すべきか、各国に合わせるべきか。どちらかが正解なのではなく、サイトの目的や役割に応じて個別に判断する必要があります。どちらを選ぶべきかの基本ポイントは下記の通りです。
統一するメリット (グローバルなアプローチ) |
各国に合わせるメリット (ローカルなアプローチ) |
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⇒運用体制、サイトの目的、各国マーケットの状況にあわせて、バランスを考慮した構成にします。
- 基本レイアウトやテンプレート、基本色は統一し、できるだけシンプルなものにします。(グローバルなアプローチ)
※多言語展開を想定して、ナビゲーションや、ボタンなどは出来るだけ画像を使わず、テキストにします。また、テキストの増減を予測してスペースに余裕を持たせてCSSを設計します。 - トップページのメインビジュアルは各国向けに用意することが理想的です。(ローカルなアプローチ)
(ア) 各国向けのキャッチコピー
(イ) 各国マーケット向けの訴求製品・サービス
(ウ) 各国向けの画像(人物写真、色彩) - 製品やサービスのラインナップ、IR情報、採用情報、キャンペーン情報などは各国によって異なるため、画面構成は統一しながら、内容は国別に変更できるようにします。(ローカルなアプローチ)
- BtoBの海外向けサイトでは、現地ユーザーにとって各国の拠点情報が重要な場合が多いため、トップページに拠点情報へのリンクを、地図などを使ってわかりやすく表示させます。(ローカルなアプローチ)
- BtoBの海外向けサイトでは、問い合わせ先として、現地代理店、現地法人、国内本社の優先順位を明確にした上で、問い合わせページやFAQなどを作成します。(ローカルなアプローチ)