多言語WEBサイト分析のポイント

現状の多言語サイトの課題と改善点を分析するには、下記のような点をチェックします。

デザイン

  • トップページは共通部分(グローバル)と現地向け(ローカル)の内容を意識して構成されているか
  • トップページの写真やメッセージは各国向けに理解できるものか

ユーザビリティ

  • 下の階層のリンク先が予測しない言語になっていないか
  • 各国向けに適切なフォント、フォントサイズが選択されているか
  • ターゲットとなる国と対応する言語の関係を明確にして、多言語サイトが用意されているか
  • 国や言語の選択メニューは各国ユーザーにとって分かりやすいか
  • タイトルタグやメタタグなども含めて文字化けは無いか
  • 問い合わせフォームの項目は現地の事情に合わせて適切か

翻訳

  • 現状サイトの言語の品質に問題は無いか

SEO

  • 海外向けSEO/SEMを行っているか

運用

  • 翻訳はどこで行うか(社内、社外、現地法人)
  • 翻訳文のチェックは社内で可能か
  • 各国、各言語での問い合わせには、どこが対応しているか
  • 各国サイトのサーバーはどこあるか(特に中国向けサイト)
  • ドメインは各国向けに取得しているか、あるいはディレクトリで対処しているか
  • 各国向けコンテンツのディレクトリはルールに基づいてフォルダ管理されているか
  • 各国サイトのアクセス解析はどこが担当しているか

海外での競合となるサイトとの比較

現地の競合企業、リーディングカンパニーのサイトを複数検証することで、現地サイトの共通点を洗い出します。現地ユーザーにとって、情報は十分か、ナビゲーションのテキストは適切か、トップページのメッセージは適切かなどの判断基準になります。