08 多言語WEBサイト分析のポイント
現状の多言語サイトの課題と改善点を分析するには、下記のような点をチェックします。
デザイン
- トップページは共通部分(グローバル)と現地向け(ローカル)の内容を意識して構成されているか
- トップページの写真やメッセージは各国向けに理解できるものか
ユーザビリティ
- 下の階層のリンク先が予測しない言語になっていないか
- 各国向けに適切なフォント、フォントサイズが選択されているか
- ターゲットとなる国と対応する言語の関係を明確にして、多言語サイトが用意されているか
- 国や言語の選択メニューは各国ユーザーにとって分かりやすいか
- タイトルタグやメタタグなども含めて文字化けは無いか
- 問い合わせフォームの項目は現地の事情に合わせて適切か
翻訳
- 現状サイトの言語の品質に問題は無いか
SEO
- 海外向けSEO/SEMを行っているか
運用
- 翻訳はどこで行うか(社内、社外、現地法人)
- 翻訳文のチェックは社内で可能か
- 各国、各言語での問い合わせには、どこが対応しているか
- 各国サイトのサーバーはどこあるか(特に中国向けサイト)
- ドメインは各国向けに取得しているか、あるいはディレクトリで対処しているか
- 各国向けコンテンツのディレクトリはルールに基づいてフォルダ管理されているか
- 各国サイトのアクセス解析はどこが担当しているか
海外での競合となるサイトとの比較
現地の競合企業、リーディングカンパニーのサイトを複数検証することで、現地サイトの共通点を洗い出します。現地ユーザーにとって、情報は十分か、ナビゲーションのテキストは適切か、トップページのメッセージは適切かなどの判断基準になります。