interview

“ベストなやり方”が定まっていない分野の魅力。

 顧客全般の対応と、新規クライアントからの問い合わせ窓口を担当しているので、僕の1日はメールチェックから始まります。その後、朝イチで対応しなければならない案件などを整理して一日の段取りを行っていくという仕事の流れです。職種としては、マネージャーというポジションですが、業務としては企画・提案・進行管理などディレクター的な役割が中心です。どんなスキルが必要かというよりは、その案件を最初から最後まできちんと把握していて、それぞれのポイントをわかっているということが肝要。実際に、ディレクションを経験したことのある人でないと難しい仕事ではありますが、日本語だけのWEB制作と較べるとまだ“ベストなやり方”が定まっていない「多言語WEB制作」という分野には魅力を感じていただけると思います。

 「外国語でこういうことをやりたいんだけれど」というお客さまのご要望の中には、自分が持っている知識・スキルだけでは応えられないこと、進められないことが出てくることもあります。その前例がないことに対してリサーチし、熟考した上で提案することも必要になってくるのですが、お客さまが抱えている問題を解決したり、新しいパターンにチャレンジしてみて成功させることができたときには、アイ・ディー・エーならではのやりがいを感じますし、1案件ごとに経験値が増えていくのを実感します。

 翻訳・ローカライズというと、最近、各方面で取り上げられることも多くなり、華やかなイメージを抱く方もいらっしゃると思いますが、実は地味な仕事です。求められる資質としては、派手な瞬発力より“ゆるくアクセルを踏み続ける”ような、持久系のスポーツ的かもしれません。

 翻訳部やDTP制作チームと同じフロアなので、他のWEB制作会社と比べると“静かなオフィス”かもしれません。でも、基本的に、ユニークなキャリアを持っている人が多いこともあり、休憩時はけっこうわきあいあいとしています。みんな個性的です(笑)。