更新日:2019年7月12日
公開日:2012年5月1日

米AmazonがBtoB分野に進出ということで、機械部品などのハードウェアを売るサイト、amazonsupply.comが公開されています。

アイテム一覧
http://www.amazonsupply.com/

基本的な機能はAmazon.comに準じていますが、特徴をいくつか。

○注文数の下限は無し。ネジ一本からってやつですね。
○My Projects機能でプロジェクト単位に製品リストを登録しておけば、パーツ切れなどの時に簡単に追加注文が可能。
○決済は、クレジットカード。Amazonとの信用与信アカウントを開設することも出来る。
○50ドル以上の注文で、2日以内の到着なら送料無料(米国内)
○当日か翌日到着の1dayエクスプレスも有料で利用可能。遅れたら返金。(米国内)
○365日返品対応
○電話での注文も可能。

気になるのは日本から利用できるかどうかですが、危険物以外は海外発送可能です。
ただ、国際注文への対応期間と料金表が下記にあるのですが、なぜか日本は期間が無く料金だけ掲載されています。
http://www.amazonsupply.com/help/200226800

また、出品に関しては、下記ページにある情報を連絡して、Amazonが興味を持った場合のみ、返信があるとのこと。
国外からの出品が可能かどうかは、サイトでは明記されていませんでした。
https://www.amazonsupply.com/help/200912730

ちなみに、Amazon.com同様、アフィリエイトもあります。

はたして、これは世界展開していくのでしょうか。広がっていくとすると、日本のBtoBのEC業界にも影響が出てくると思います。
Kindleなどの派手な動きを見ると、Amazonにとってプロジェクトとしての優先順位は高くはなさそうに思いますが。

ちなみに、タブレットやスマートフォンでの使い勝手も意識したデザインだと思いますが、個人的には、このストイックなデザインが結構好きです。

本多